北海道経済同友会について

代表幹事のご挨拶

北海道経済同友会
代表幹事   渡辺 卓

 年度初めの大変お忙しい中を、多くの方々のご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。平成31年度通常総会で新しく代表幹事の一人に選任頂きました。よろしくお願い致します。新任代表幹事としての所感を少しお話させて頂きます。

 皆様ご承知のとおり、道内には人口減少問題をはじめとして、北海道経済の将来に関わる課題が山積している訳ですが、北海道経済同友会は「発言し、行動する同友会」の目標のもとに、先ほどの総会で承認された事業活動を通じ、北海道の抱える諸課題の改善に少しでも貢献が出来るよう取り組んで参りたいと考えております。また一方で、北海道には他の地域と比べて強みとなる所も数多くありますので、これらの強みも生かしながら、活力を生む取り組みも起こして参りたいと思います。私自身、この度は重責を仰せつかり、その責任の重さを痛感しているところでありますが、役員の皆さま、会員の皆様のご指導とご支援を仰ぎながら、北海道経済同友会の活動の推進と発展に努めて参りたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 さて、今年度の北海道経済同友会ですが、総会で報告がありました様に創立70周年を迎えます。この70周年の記念式典を6月10日に開催することになっていますが、ここに東京の経済同友会の代表幹事でいらっしゃる小林喜光(よしみつ)氏をお迎えして、記念講演を行うことにしております。小林様の講演のタイトルは、「Japan2.0最適化社会の設計 モノからコト、そしてココロへ」となっています。これは、東京の経済同友会が昨年12月に発表した提言で、今後のグローバルな競争の中で、将来、日本が優位なポジションにあるためには、国、企業、経営者がどう取り組んでいくべきかを示す内容です。平成31年3月に、この内容を読みやすいストーリーにした本を「危機感なきゆでガエル日本 過去の延長線上に未来はない」という、刺激的なタイトルで発刊しました。早速読んでみましたが、経営者が今後率先して行動すべきことが書かれていて、なかなか示唆に富む内容でありました。是非多くの皆様に小林様の講演を聞いて頂きたいと思います。

 また、この日には、北海道経済同友会が進めてきた「3つの委員会と2つのワーキング」の取り組みも発表致します。多くの会員の皆様にご参加を頂き検討してきたものですので、こちらもご期待頂きたいと思います。

 統一地方選挙も終わり、本日若い「鈴木北海道知事」が誕生しました。人口減少と人手不足の問題、エネルギー問題、鉄道路線に関わる交通問題、道内空港の民営化、IR関連など、多くの重い課題に取り組まねばなりませんが、新知事からは「オール北海道でピンチを乗り切っていきたい」との発言があり、その手腕に期待するものです。

 同時に、私ども北海道経済同友会も、これらの課題に向き合い、時宜を得た提言が行えるよう活動して参る所存です。引き続き皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

(平成31年4月23日  平成31年度通常総会 挨拶から抜粋)

以上