北海道経済同友会について

代表幹事のご挨拶

北海道経済同友会
代表幹事 丸谷 智保

 北海道経済同友会は、1949年(昭和24年)7月4日に発足し75年超の歴史を有し、全国の経済同友会と理念を同じくし、一企業や特定業種の利害を超えて、全く自由な経済人が個人として参加し、自主独立の精神をもって自由闊達な提言・主張をする組織です。

 この75年超という長きにわたり活動を続けられて来られましたのも、会員の皆様、諸先輩のご尽力と行政、経済界、及び全国の経済同友会をはじめとする、さまざまな関係者の皆様のご支援によるものであり、衷心より感謝申し上げます。

 さて、全国に先駆けて人口減少や少子高齢化が進む北海道では、ポストコロナのフェーズにおいて、景気回復を牽引する観光産業を中心に人手不足の影響が顕在化しています。

 一方、生産性の向上を図ることで人手不足へ対応していくことは以前にも増して重要であり、その手段としてデジタル化は避けて通れない状況にあります。

 北海道経済同友会では、このような状況への強い危機感から、令和5年11月に2つの委員会「北海道地域活性化委員会」「北海道デジタル推進委員会」を立ち上げ、提言書を作成し、令和7年5月に北海道経済産業局長、北海道知事、札幌市長へ各々提言書を手交しています。

 今後も「発言し、行動する経済同友会」を標榜しつつ、地域の活性化に寄与する提言、要望活動を進めるとともに、全ての会員にとって有意義な各種活動を実施して参る所存でありますので、皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。